2015年02月07日

いちにち静穏だった稲倉岳

DSCN8933.jpg登っても登っても氷化したスロープが出てこないし巨大なシュカブラの波もない。
珍しく平らな正面の尾根に乗り、交互に板を進める単純作業を繰り返すこと1時間半・・雪原の奥に2本の角が突き出たのを見つけると歓声をあげざるを得なかった。
DSCN8906.jpg
登山ガイド講習会で訪れていた鳥海山麓だったが、最終日の午後から俄かに吹雪模様。
夕方まで湿っぽい雪が降り続きその後はピタリと止んだ。それが昨日。
せっかく遠出してきてるので稲倉岳でも寄っていこう、という算段。
FAT STEPSOLE 板の有効性も試してみたいし。
DSCN8913.jpg

DSCN8907.jpg
やはり相当積もっていた・・住人たちの新しい足跡以外は真っ新にリセットされている。
七曲りをたどって台地にぬけいよいよ傾斜が始まる辺りからウロコ直登が出来なくなったのでシール装着。
スタートからずうっとアラレ。しかもぶ厚いしひと晩たってドライ感あり。
林間をあちこち偵察したかったという気持ちもあったので、上部に雲がかかってくれれば頂上行かなくていいという希望も半分・・・しかし徐々にスッキリし始め晴れ渡ってしまった。
DSCN8922.jpg

DSCN8924.jpg
吹きさらし帯はいくらかパック気味となっていたものの許容範囲で、ラッセル不要の適度な沈み具合に滑りの期待がふくらんできた。
ブナ帯でも全く雪質かわらず極端な気温上昇はなさそう。バカ尾根に取りついてからも同様・・登るのはいつ以来?
DSCN8939.jpg
腹ペコで到着した頂上はなんと無風。周囲の絶景を日向ぼっこしながらゆっくり堪能できる2月上旬って奇跡的。何度も何度も振り返りながら後続の姿はないか・・と視線を向けてもその気配なし(帰路ブナ帯途中までの単独スキートレースを確認)。
鳥海北面にも誰もいないはず、と思いきや、目を凝らすと千蛇谷へ吸い込まれるように1本のトレースが延びていた!どこのどなたか存じ上げないがシュプールはまだ見当たらないけれども新山に迫っている頃合いか・・なんというカッコよさ!!
DSCN8945.jpg

DSCN8951.jpg

DSCN8964.jpg
登りの尾根上も滑って気持ちよさそうだったが、やはり滑走ラインは雪だまりがよい。
太陽を背負って際限ないような錯覚を覚える大斜面から疎林のSTEEP!へつなげ、ブナ林スロープの移動も難なくこなして隣の面へ、と。
VOILE CHARGER BC ここでもすばらしい活躍。
おだやかな日和にあらためて中腹の林間スロープを物色してみたら・・隈なく探ってみたい欲求が湧いてきた。
posted by FOJI at 23:54| Comment(0) | BC SKI 鳥海山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: