2009年08月16日

久しぶりに山の空気を

蒸し暑い日々から逃げたくなって、高原のそよ風にあたりながら涼もうという目論みは八幡平。樹林帯をカットしていいとこ取りができるのだ、路線バスで登り口まで戻れるし。ところがアレアレ、いったん通り過ぎた蒸の湯展望所にクルマが引っぱられ、いわゆる樹氷ツアールートに吸いこまれるがごとく林の中を登り始めていたワタシ。この夏道を通った記憶が戻ってこない…もしかしたら雪のないときは歩いていないかも。んー、初冬のウスユキ道であったか?怪しい。それにしても立派に刈り払われて、ムシも寄ってこずカラリ晴天のもと快適な一歩一歩がうれしい。
時期が時期だけに足元のカラフルさは望めないが、小一時間で到着した田代沼から草原・小湿地が目立ち始める八幡平らしい景色が現れてきた。それにしてもよすぎるペース…寄り道しよう!と草の湯分岐めざして進路変更。鹿角の自然ガイドOさんに教わったキンコウカの大群落も見てみたかった。しばらく降り続いた雨が湿原を潤していたが、真っ黄色の絨毯はすでに今季の働きを終えて周囲の草色と同化していた。残念だったけれど、田代沼で見かけたサワギキョウの鮮やかな紫紺の花でもう満足だった。
アオモリトドマツのアーチをぬけるとチョクに八幡平最高点の展望台下。散策を楽しんでいる大勢のハイカーたちを横目に数々の火口沼も避難小屋もスルーして一路源太森の出っぱりへ。ここでお昼にしたかったから、といっても早すぎるがココがベスト。はじめて荷を下ろし気持ち良い風を受ける。北に延びる広い尾根とその先の安比岳東側の斜面‥う〜む♪である。
よーし、黒谷地まで行っちゃえ!と単調でオモシロミのないほぼ直線路を駈けるよーに下って第1ステージ終了。名水熊の泉は相変わらず脳天を刺激する冷たさだったが、これで再生する気力&体力、ありがたい。車道(アスピーテライン)を歩いて戻るつもりもあったが、ちょうど路線バスが通過する時刻にあたり、峠までのひと区間を車中移動の数分間、早い。
さて、クルマを置いた蒸の湯入口までのバス発車時刻まであと1時間20分…せっかくなのでモッコ岳か。少し早足チャレンジの第2ステージは時間との勝負。南八幡平縦走路の起点(終点)はなんだか疼くような雰囲気があった。やはりこういう道を歩かなければならぬなあ、と。ピークから岩手山・秋駒・森吉山を眺めながら、しばらくブランクがあったにしては結構歩いたと思いつつも、バス時間が気になって即引き返しにかかる必要があった。
一角に夏の名残のニッコウキスゲが咲き誇っていたが、高原を通り抜ける風にはすでに秋の気配が感じられた。さあ、動きやすくなるゾ。
posted by FOJI at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 山歩八幡平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック