2009年09月16日

長年気になっていた神室へのミチを歩き通した!

足が遠のいて久しかった神室連峰、近くに来たついでなので戻る費用をケチって車中泊。天気も回復傾向らしいし。数年前に同山域の有屋峠越えをして下降した急な尾根。しかし、しっかりと整備され悪場のない印象があったので、今回は登ってみよー、と。水晶森から神室本峰への長すぎるかも知れない道のり。
沢沿いの平坦な道は、簡単な渡渉を終えると、突如、尾根の末端から両手の支えも必要なトコロもでてくる急登…あぁそーだった。グイグイ高度が上がり、急峻な谷をへだてて神室らしい景色が両側に見えてきた。第一目標の水晶森も存在感タップリ。

たかだか400mの一気登りだが、予想以上にキツかった。急な上になぜか荷物が増えていたし♪当然の事ながらマンマ形ではザックに納まりきらないので分割収納したが、一切カタチが崩れずに持ち帰ることが出来たのは「天然」ならでは。

懐かしい県境尾根に達してよーやくひと息つけたが、まだ序の口だった。展望のひらけた眼前には堂々とした姿の前神室山‥ん〜高くて遠い。
何もなかった(と思う)水晶森を越えてからの、標高1,000m前後の尾根歩きは、美しいブナ街道であった。しかも、歩行の妨げとなる下草やササ・枝が適度に刈り払われているなんて‥ヤブを覚悟していた身には有り難すぎるっ。
コルからは再び急登が前神室に向けて始まった。何度も足を止めて呼吸を整え、高度計を覗き込む。そろそろ…と、いきなり灌木帯にぬけて景色が一変、刈り払われた歩道の行く末を目で追いながらたどりついた主稜線。苦労したけれども、このルートを歩いてみたかった。軽く前神室山を往復して、満足のうちに腹ごしらえも。この先本峰まではクールダウンみたいなものだ。
と考えていたら、にわかに雲の中となりパラパラと結構強めの雨が落ちてきた。楽しみであった展望の稜線歩きが幻に。すぐに晴れるだろーと雨具も着ないで歩いていたら、本当にクールダウンさせられてしまった。ガスの山頂には今日唯一山中でお会いしたことになった、御所山ホーム尾花沢からの男性がひとり。晴れそうにないので、ちょっと再建されるという小屋の現場を確認して戻ることにした、ハラも空いてないし。
下山は、彼が登ってきたという有屋口へ。確認しておいたレリーフピーク先の分岐から派生する尾根ミチ。急なはずだが、見事に的確に刻まれたZIG歩道、これはよい。利用者が多いはずだが(だからか)荒れていない。尾根上のブナのながめも美しいので、腰を下ろして休んでしまった。下りきると、沢沿いの渓畔林がまたブナとは違ったオモムキで出迎える。シダの林床と香りを放つカツラの巨木が印象的だ。沢に添った平坦な道と取り付きの急峻な尾根、これがカムロだな、と単純に思いながら、クルマを置いてある神室ダム湖にかかる大橋への舗装路に到着したのは、スタートしてから8時間25分後のこと。
神室山頂避難小屋跡では、取り壊しで出た廃材をまとめて搬出できるところまで作業が進んでいた。新築となった際には、主稜線縦走の中継点として利用してみたいトコロだが、重荷であの尾根に取り付くのはチョット…旧小屋には一泊したことがあったんだがなぁ。
posted by FOJI at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 山歩神室連峰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
再建されるんですね。
ロケーションは抜群の小屋でしたが、いかせんせん水場が遠かった・・・。
Posted by f at 2009年09月17日 21:50
fさん>
水を汲んでから戻るのがたいへんでしたね。
どんな造りになるのか、環境に配慮した建物であってほしいです。
Posted by FOJI at 2009年09月18日 22:24
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