2010年07月11日

大石赤倉よりお山参詣

約束していたわけではないが、必ずその場所に行けば会えるモンだと思っていた。ところが、目を凝らして探しても姿がない。昨年の同じ頃にくらべると明らかに小さくなっている雪渓。その周囲を彩っているはずなのに、淡い色の葉っぱだけが顔を出して、かろうじて数株の濃い赤紫色の蕾を見つけたのみ。最近の急激な暑気で一気に進んだ雪解けに芽生えが追いつかなかったのか?不可解であった。つづく。急登を終えて赤倉山の広場に立ち、注意深く辺りをみまわして目にしたのは、すでに種をつけ始めたミチノクコザクラ。大鳴沢源頭に近づき、ミヤマキンバイが足元に現れてきたので、ドンピシャリのタイミングで赤紫の集団に感激するはずだった。
ところが??である。幸い今までまわりの景色を隠していた雲が薄らいで、山頂方向も見えてきたし、あと2段登ってみようとさらに急な石坂に取り付くと、なんと雲海の上に抜けたのだ。あとで記す苦労へのご褒美だったかもしれない。さらに、山頂直下の草原では、満開のミチノクコザクラが明るい陽光のもと、ニコニコ出迎えてくれるとはくす玉(アタリのくす玉)泣き笑いそういうことだったのか。
ひとり若者が先行していただけの登山道終点山頂からは、にぎやかな話し声が…別世界のよーな混雑ぶり。親子レクらしい団体も含めかなりの人数。ずぶ濡れの姿で現れたワレワレが異質であった。しかも靴の中までグッショリとなり靴下を絞って岩に干す光景はいかがな印象であったか。
小雨模様の赤倉神社参道に始まり、すっかり葉の生い茂った落葉樹が傘となって、多少スリップしやすい伯母石の巨岩帯を緊張しながら通過したまでは、すこし蒸し蒸しするくらいなので何の問題もなかった。
しかし、そこから上の歩道…背丈ほどもある笹とブッシュが延々と覆う状態が外輪付近まで。枝葉についた雨による水滴が容赦なく全身に襲い(?)かかる。道の段差も滑りやすいゴロ石も足元が見えないのでタイヘンだったのだ。
下山後、赤倉神社でお会いした行者(信者)の方からも「刈り払いしてないので容易でなかったべ?」と。確かに。今後の自然公園管理計画ではどーなってるのかな?
急で長い樹林帯を抜けると目に飛び込んでくる絶景と雪渓の周囲に咲き誇る高山植物の競演。赤倉コースの過度にならない整備を切望!廃道状態にはしてほしくない。ところで、大鳴沢を下から詰めてくるってのはどーなんだろう?
夏を告げるミヤマホツツジ・ウコンウツギなども咲き出して季節のかわりめだが、岩木山春の名残をとどめるアノ場所のミチノクコザクラは、あと1週間もすれば満開となるのだろうけれど、ヤブ…晴天続きなら再訪もありえる「!?」
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posted by FOJI at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 山歩岩木山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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